無題

ゆる〜い記事です

舞台『 鱈々 』の感想がまとまらないから諦めて投稿する

 今更だけどほら、現場記録として残しておきたいじゃん。だから、本当に記憶も薄れているが断片的に。記憶のあるところだけ残しておく。大体は初日観劇後にメモ代わりに此処に書き、下書きに入っていたものをそのまま使用。

 

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天王洲銀河劇場にて、計6回観劇。

本当は3回の予定だったので観すぎ。何より交通費(東京に住んでるくせに辛い)だが、色々な感情で観ることが出来、思う事も日毎に違った。此処ではザックリとまとめ。ネタバレなど大逸れた事は書けませんので御手柔らかに。

 

《全体》

結論から言うと、一度観ただけならば『継母』というワードしか頭に残らなかった。いや、残ってはいるのだが、思い出そうとすると思い出そうとすると山本裕典の叫ぶ『継母』が真っ先に浮かんでしまう。記憶力が乏しい私には難しかった。ジャーン(藤原竜也)を"お節介な継母"だと言うキーム(山本裕典)が頭から離れない。しつこい、いなくなってくれ。(3回目からは継母の事はすっかり忘れ、物語に集中できた。我ながら頭が弱い)

 

《その他》

まとめることができないから(語彙力問題)、支離滅裂だがポツポツとその他ということにして書く。

 

劇中で「ジャーン」と「キーム」の名前が呼ばれることは無かった。プラトニックで剛くんの演じていた青年のように、名前を決めなくても良かったのではないかと、思うほど"ジ"の字も"キ"の字も呼ばれない。何てったって私はカタカナが苦手だ。シェイクスピアが好きだと言っておきながら、登場人物名を覚えるのは苦手で、本であれば読みながら頭の中で勝手に日本人名に変えてしまうほど、カタカナが苦手。そんな私からしたら、名前の呼ばれない舞台は最高だ。

そう思っていた。後から感想を書こうとすれば、役名など覚えていないのだから「あの時の藤原竜也がこうで!山本裕典がこうだった!」と。いやいや、お前は何を観に行ったんだ。藤原竜也山本裕典の人生劇でも観てきたのかよおい。なーんにも、ちーっとも頭に入ってない。入っているのは藤原竜也山本裕典とミスダーリンと運転手のお話。役名二人しか覚えてない。

反省した。HPを開き、ジャーンとキーム。ジャーンが藤原竜也でキームが山本裕典。あれ?逆だっけ?と劇中にHPの画面を思い出したりもしながら()しっかり頭に入れて観たらば、全然違った。何が違うって、そこに居たのは藤原竜也山本裕典ではなくて、ジャーンとキームだった(当たり前)。ジャーンとキームについて深くは考えなかったが、彼らは供依存だと思う。お互いがお互いを支配している。ジャーンはキームにお世話を焼く継母であり、キームはジャーンに頼りきっている子供だ。

「お前は俺が駄々をこね始めると、すぐ箱だ。ママと仲良く遊びましょってことだろ(ニュアンス)」ってセリフがあったが、これだ。うーんっと関係性に悩んでいたときに入ってきたセリフ。これだわ。うん、これ。スッキリ~~♪

 

感情移入しやすかったのはミスダーリンだった。しやすかったというかしてた。2階席で観たときは一人で号泣してた。お父さんのこと本当は好きだよね、うん。いっやあ!にしても中村ゆりさん!脚なげぇ!Twitterにも書いた。初日の感想。

なんだ、アホじゃん(笑)

 

日々していることに意味があるかはわからないけど、意味があると信じて生きていこうと思ったよ。日々ね…片したテーブルが20分もすれば食べ終わったお皿たちがまた放置され…また片して…って繰り返されてるけど(笑)頑張りましょう。いろんな事を、いろんな人が感じれた舞台でした。その日、その日、自分のメンタルのもちようによって堪えたり。劇場から逃げたくなるくらいにグサッときた日もあったり。

 

頭に残ったセリフを全てニュアンスで書き出した。順番はバラバラだが、わたしのなかでは全て繋がっているし情景が浮かぶので、完全に私による私のためのセリフ集。

「いちごっぱなとめっかちってあだ名だって、俺が勝手に呼んでるだけで名前なんて知らない」「よっぽどのまぬけだよ!!」「ぐっちゃぐちゃじゃないか!」「早く行きなよ」「それがお前の答えか。ごくろぉーさん」「この伝票を見てみなよ」「どうしてあなたは私に触れようともしないの」「爆弾よ!」「もう一度言います」「なんだよ全然書いてないじゃないか」「そんな風に思ってたんだ」「そんなグロテスクな冗談僕はやだね」「お前が笑ってくれると思ったのに」「決まって十のゾロ目を持ってるのよ」「へぇ、今でも?」「死人が酒飲むかよ」「ここを出ても宇宙というでっかい倉庫の中だ」「使えそうなものは全部持っていけよ」「俺があげられるものはこれしかないな」「箱を開けるのが怖いなら見てればいいわ」「私と逃げましょう?」

 

ぐっちゃぐちゃじゃないか!がお気に入り。